気を付けよう 脇見運転になりやすいケース

交通事故の原因として多いのが脇見運転です。そして脇見を引き起こしてしまういろいろな要因があります。
少なくないのが運転中にスマートフォンを操作して脇見になるケースであり、違反行為にも関わらずやってしまうドライバーは後を絶ちません。現にスマートフォンを操作していることが起因する事故は多く、全てのドライバーは運転中に使用してはいけないというルールをしっかりと守り防止対策をしなければいけません。
カーナビを注視していたことによる脇見も多いです。特に知らない道を走る時には目をやってしまうものであり、運転をしながらルートを確認していたことで事故になるケースもあります。カーナビは地図や文字の表示があまり大きくなく、それゆえに凝視する時間も短くありませんのでリスクも高くなりがちです。事故を起こさないためにはルートの確認は音声で行ったり、安全な場所に止まってから行うことが大切です。
景色を見るために脇見をするというケースも少なくありません。例えば旅行などへ行くとキレイな景色が広がっていたりしますが、そういった時につい脇見がされてしまうのです。ドライバーが注意することはもちろんですが、同乗者がいる場合はドライバーが脇見をしないように気を配るといった心がけも持つようにしましょう。
事故を見るための脇見もありがちです。通り道で事故が発生すると気にするドライバーは案外多く、いわゆる事故見渋滞が発生することもあります。ドライバーが事故を見るために減速することによる渋滞ですが、それだけ多くのドライバーが脇見をしているということです。そして事故に注目してしまうために前方の確認が疎かになり、時には前を走る車に追突するなどのケースがあります。
脇見をしてしまう原因はこのように様々ですが、一瞬の脇見でもリスクがあることを理解しなければいけません。特に速度が出ている時はほんの一瞬でも周囲の状況が大きく変化しますので気を引き締めた運転が求められます。